SUMMARY
これから投資を始める方や、始めたばかりの方は、投資を行うにあたって何に気を付ければよいのか、どんな心構えで行えばよいのか、不安な方もいるかもしれません。そのような方に、投資の旅の指針ともなる「心得」を集めたビンゴを作成しました。ビンゴと合わせて、解説コメントもぜひ参考にしてみてださい!
まずはビンゴをやってみましょう!
❶~❽の投資の心得について、あなたはいくつ当てはまりますか?
まだ投資を始めていない方は、投資を始める際のチェックリストとしてぜひご活用ください!
まだ投資を始めていない方は、投資を始める際のチェックリストとしてぜひご活用ください!

「心得」の解説❶~❸
心得❶:長期的な視点で行っている
資産運用は、長期的な視点で行うことが大切です。短期的な利益を追い求めると、市場の乱高下に振り回されたり、感情的に投資判断を行ったりしてしまうこともあります。焦らず、目標に向かって一歩ずつ進むことで、目標としていた成果に近づけます。「急がば回れ」を心にとめ、じっくりと取り組む姿勢が、着実な資産形成への近道となるでしょう。
期間:1990年1月末〜2023年1月末
出所:ブルームバーグのデータを基にみずほ証券作成
出所:ブルームバーグのデータを基にみずほ証券作成
心得❷:まずは余裕資金で始めた
投資を始めるときは、まずは生活に影響しない「余裕資金」で始めましょう。
家賃や食費、光熱費など生活に欠かせない資金で投資をしてしまうと、損失が出た際に、生活に支障が出てしまいます。余裕資金での投資であれば、そのようなリスクがないだけなく、精神的にも余裕を持ちながら投資に取り組め、冷静な判断がしやすくなります。投資は、無理のない範囲で始めることが大切です。
投資に慣れてきたら、生活防衛資金等についても、守りながら運用することを検討してもよいでしょう。
心得❸:感情で動かない
資産運用では、感情に左右されず、冷静に判断することが重要です。市場は常に変動しており、値上がりや値下がりも日常的に起こります。突発的なニュースや市場の短期的な変動に反応して、焦って売却したり、あるいは更なる利益を狙って過剰に買い増ししたりすると、想定外の損失を生む可能性があります。冷静に判断するためには、事前に資産運用の目的や運用期間、目標金額、許容できる損失のラインなどを明確にしておくようにしましょう。事前に方針や基準が確立されていれば、感情に流されることも少なくなります。「心得」の解説❹~❻
心得❹:税制優遇制度を活用している
投資を行う際は、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)などの税制優遇制度を活用するとよいでしょう。NISA口座では、購入した株式や投資信託などへの投資から得られる値上がり益(譲渡益)や配当等が非課税になります。また、iDeCoでは、掛け金が全額所得控除の対象となり、運用益も非課税となるなどのメリットがあります。
まずは制度の仕組みを理解し、自分に合ったものであれば、活用してみましょう。
心得❺:複利効果を活用している
複利運用では、投資で得られた利息や配当が都度元本に組み入れられ、その増えた元本に対してさらに利息や配当が発生します。利息や配当が発生するたびに運用する元本が増えていくので、運用する期間が長くなるほど利息や配当も増えていきます。
心得❻:リスク許容度を理解している
資産運用を行ううえでは、自分自身の「リスク許容度」を正しく理解することが非常に大切です。リスク許容度とは、投資した商品の価格の振れ幅や損失額などを自身がどれだけ受け入れられるかを指します。リスク許容度は、収入や資産状況、投資の目的などによって異なります。リスク許容度によって、投資する、または投資を検討する対象資産が変わってきます。
例えば、リスク許容度が低い(リスクを抑えて、安定的な利益を期待する)場合は、安全性の高い債券やバランス型ファンドを中心とした運用が適しているでしょう。一方、リスク許容度が高い(高いリスクを取ってでも、高いリターンをめざしたい)場合は、成長株や新興市場なども投資の検討対象となるでしょう。
自身のリスク許容度を超えた投資を行ってしまうと、金銭的な損失リスクだけでなく、運用期間における精神的な負担が大きくなり、冷静な判断が難しくなることがあります。目的に合った資産運用を行うために、自分のリスク許容度を理解したうえでポートフォリオ(保有する金融商品の組み合わせや比率のこと)を組むようにしましょう。
「心得」の解説❼~❽
心得❼:金融商品の仕組みを理解している
資産運用を検討する際は、株式、債券、投資信託、ファンドラップ、保険など、各金融商品やサービスの仕組みと特徴を正しく理解することが大切です。金融商品には、それぞれ魅力やリスク、特性があります。これらを正しく理解することで、自分に合った商品を適切に選べます。例えば株式投資では、値上がり益を期待できる一方、価格の変動が大きいため、金融商品の中でもリスクが高いものです。一方、債券は、株式に比べてリスクが低い反面、期待リターンも比較的低くなります。自分の投資目的やリスク許容度に合わせた商品選びのために、各商品の仕組みを正しく理解しましょう。
心得❽:分散投資を心掛けている
運用の世界には、「すべての卵を一つのかごに盛るな(Don't put all eggs in one basket)」という格言があります。資産運用では、性質や値動きの異なる複数の金融商品に投資を行い、リスクを分散することが重要です。商品や銘柄、投資対象の地域などが異なる複数の資産でポートフォリオを組むようにしましょう。
最後の心得:FREE!
ここまでに紹介してきた8つのポイント以外にも、投資にはたくさんの「心得」があります。このMONEY VOYAGEでは、皆さまの投資の旅での「心得」につながる情報をさまざまな角度から記事にしてお届けしています。読者の皆さま自身が大切だと思う「心得」をぜひ見つけてみてください!あなたはいくつ当てはまりましたか?
今回紹介した8つの「心得」は、投資を進めるうえではすべて大切です。これらを大切にしながら、自分らしい投資スタイルを見つけていきましょう。みずほ証券も、みなさまの投資の旅を全力でサポートいたします!
金融商品取引法に係る重要事項
